良い意味で“カオスな環境”。テックリード・杉山が語るユーティルの面白さと今後

       
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日本一のDXプラットフォームを目指し、Webに関する相談カウンター「Web幹事」やシステムに関する相談カウンター「システム幹事」を運営している株式会社ユーティル。現在ユーティルでは一緒に働くメンバーを募集しています。

今回は、テックリード・杉山に、ユーティルへ入社した経緯や業務内容、ユーティルの魅力や今後の展望を話してもらいました。

■文系卒でエンジニアの道へ

──早速ですが、自己紹介をお願いします。

杉山立樹(すぎやま・りつき)です。2011年卒で新卒入社しエンジニアとして働き始めたので、キャリアとしては10年ちょっとになるかと思います。メインはWebのエンジニアで、基本的にWebサービスに関連するものを、最初から最後まで全部担えますといったイメージですかね。

現在は、Web幹事やシステム幹事といった、社内で“幹事シリーズ”と呼ばれているものの新規開発や保守を担当しています。

──ユーティルに入社するまでは、どのようなキャリアを歩まれていたのでしょう?

実は大学は文系で、経営学部を卒業しました。学部でいうと金融や保険業界に進む人が多かったのですが、その辺りに興味を持てなかったこともあり……。

就職活動をしていた頃がちょうどスマートフォンのバブルで、「iOSとAndroidのエンジニアを未経験からたくさん募集して育てる」流れがトレンドになりつつあった時期だったんです。何を仕事にしようか考えていたタイミングでその流行が来たので、Androidエンジニアとして働くことにしました。

1年ほどAndroidエンジニアとして働いていたのですが、「Webエンジニアをやらないと、知識的に良いアプリも作れないな」と感じたので、Webからもう一度勉強し直そうと、リクルートとヤフーのジョイントベンチャーであるインディバルに転職を決めました。その後、ユーティルに転職したという形ですね。

インディバルには10年ほど在籍していたのですが、最後は開発部門長のようなポジションで、組織全体を見る業務を担当していましたね。

■一番“熱量”を感じたユーティルに入社を決意

──ユーティルとはどのタイミングで出会ったのですか?

岩田さんにビズリーチでスカウトメールをもらったことがきっかけです。転職活動を始めてすぐのタイミングでメッセージをもらい、「直接メッセージいただけたので、せっかくだからお話してみよう」と、スカウトに返事をしたことが最初の接点でした。

──どういった軸で転職先を探していたのでしょう?

ベンチャー企業を中心に見ていたのですが、「全員が何かひとつのプロダクトや事業にすごく没頭している場所にいたい」という軸は持っていました。

共通の言葉、軸が全社でブレていない企業が一番面白そうだと感じますし、一人だけ熱くなっていても周りとの差があるとつまらなく思ってしまうと考えていたので、“熱量”を大切にしていたんですよね。

ユーティルは、一発目が社長面談だったことに驚きました。その時の岩田さんから事業に対する熱い思いがとても伝わってきたことをよく覚えています。ベンチャー企業って、すごく失礼な言い方をすると、どこもカオスな雰囲気は変わらないだろうと。その中で一番熱量を感じたのがユーティルだったので、ここで仕事をしてみたいなと思うようになりました。

あとは、「少人数で熱くやっていること」も重視していました。前職も元々はそうだったのですが、上場などスケールが大きくなるにつれてどうしても次のフェーズに行かないといけません。僕はまだまだ熱量を求めていたので、ベンチャーが合っているなと感じていました。

ユーティルもこの先どうなっていくか分かりませんが、「上場に向かってやっていくぞ」というフェーズが自分に一番合っていると、実感しています。

■ユーティルは自由な会社

──実際に入社してみて、ユーティルの雰囲気はいかがですか?

すごく自由な会社だと感じます。「決まった方法に合わせてください」ではなく、それぞれがフリースタイルに、自分が思ったことをガンガン試せる環境だなと。

もう少し組織立っている、体系立っているイメージを持っていたのですが、実際は結構飛び込みで、「やっぱりこっちを先にやろう」といったカオス感がまだ残っており、ワクワクしています。

あとは、何かやりたいと言った時の「やりましょう」というスピード感はやはりすごいですね。エンジニアチームだけではなく会社全体として、決断から実行に移すまでがすごく速いですし、フットワークの軽さはベンチャーらしくて良いなと感じています。

──入社してからギャップは感じていますか?

「思ったよりもテクノロジーになっていないこと」がギャップでした。スピード優先でさまざまなことに取り組んできた中で、人力に頼っている部分は多いなと。

元々入社前に、事業スタイルとしての人力の価値は理解していたので、アナログな面があることは分かっていましたが、もっとツールやITの技術を駆使したら良いのに……と感じる面が想像よりもありました。

トレンドに合わせて使うツールを変えているベンチャー企業が多い中、ユーティルはツールに踊らされず使い込んでいる印象。その辺りに関しては面白いと思いつつ、より良くするために僕のこれまでの経験を活かせるポイントだな、と感じています。

上場ということを本気で考えた時に、監査や保守といった、この先必要になる観点で見るとテクノロジーやツールに対する意思決定プロセス自体もアップデートが必要です。柔軟性や大胆な発想で取り組んでいけるといいなと思っています。

──一緒に働くCTOの横道さんの印象はいかがですか?

同じエンジニアで、割と近い規模の会社で働いてきて、同い年という共通点がありますが、やはり見ている視座が違うと感じます。

僕は前職が開発・企画・デザイナーの三者でモノづくりをする環境だったからか、テクノロジー寄りな視点を持っているのに対し、横道さんは経営寄りな視点で物を見ているなという印象。実際に一緒に仕事をしている今も、僕が技術的な面を、横道さんがビジネス寄りな面を見てという割り振りをしているので、適材適所だと思います。

■良い意味でのカオス感が面白い

──現状、目下取り組んでいるプロジェクトがあれば教えてください。

パートナー企業、つまり制作会社さんが使うサイトを、Salesforceから自前のサービスにリプレースする作業がプロジェクトとして進行していて、それが2022年8〜9月あたりにひと段落するところです。

プロダクトとしては新しいものは計画中で、おそらく年明けを目処に、新たな“幹事シリーズ”を作っていくのではないかと思っています。

エンジニアチームとしては、まだ3名という状態で、この先どんどんエンジニアを増やしていく予定なので、エンジニア文化や組織としてのルールを整備していこうと取り組んでいます。

──仕事をする中での“面白さ”はどんなところですか?

基本的に日々面白いと感じているのですが……。

ユーティルは、まだまだ決まっていないことが多い環境です。以前は指導する際に前例を元にしていたのですが、ここでは前例がほとんどないので、トライアンドエラーの繰り返し。そういった良い意味でのカオス感に面白さを感じています。

■目指すは「個性を大切にしつつも協調性のある」チーム

──今後、どのようなエンジニアチームを作りたいですか?

エンジニアチームとしてのあるべき姿をちょうど3人で話していて。まだ明確ではないですが、1エンジニアとして良いなと思うのは「個性を大切にしつつも協調性のあるチーム」。

エンジニアと一口に言っても、アプリやWebといったジャンルや種類、好き嫌いがそれぞれにあると思います。個人の興味関心がどういう形でプロダクトに生きてくるかも、正直なところやってみなければ分かりません。誰かが好きなオンラインゲームの何かをエッセンスとして取り入れられる……なんてことも起こるわけです。

なので、エンジニアとしての興味が全員寄っていない方が良いなと。とはいえ、個性が強すぎると今度は衝突することが出てきてしまいます。

しっかりとお互いを尊重し合えて、お互いに好きなことを武器として持っていられるエンジニアが集まったチームが、プロダクトを作る意味では一番強いのではないかと思うので、そこを目指していきたいです。

■必要とされていることを、必要とされているタイミングで届けていきたい

──今後の展望を教えてください。

岩田さんが、ユーティルとして掲げている「日本の中小企業をDX化していきたい」ということにはとても共感しています。

エンジニアはよく一緒に仕事する他職種の方から「魔法使いだよね」と言われるんです。自分たちにとってはそれほど難しいことをやっているわけではないのですが、そういう言葉を聞くと、劇的に業務が変わる部分を担える仕事なのかなと。そういう部分において社内・社外問わず貢献できるところがあると思うので、必要とされていることを、必要とされているタイミングできちんと届け続けていきたいと思っています。

そして、ユーティルのエンジニア組織を強いものにして、10年後にたとえ自分がいなくても「ユーティルっていう会社はどんどん大きくなって成長しているよね」と言えるような、そこの土台を横道さんときっちり作っていきたいです。

■目標をクリアしようと熱くなれる人が多い環境

──どんな人がユーティルのエンジニアチームにフィットすると思いますか?

ユーティルのエンジニア組織は、どちらかというと技術ありきではなく、何かを成すために必要な技術を選定して作っている感じ。つまりプログラムはどちらかというと“手段”という考え方がベースになっています。

そこに合う方は馴染みやすいのではないかと思います。反対に、「ベンチャーだからとにかく新しいことをやりましょう」という方だと、毛色が少し違うかなと。

──最後に、ユーティルへの入社を検討している方にメッセージをお願いします。

「飛び込んでみてください」ですね。

エンジニアだけではなく他の職種の方にも共通していますが、自分たちのやっていることをちゃんと好きで、プライドを持って取り組んでいて、目標をクリアしようと熱くなれる方が多い会社です。

そういった環境で働きたいと思うのであれば、飛び込んでみるのが良いと思っています。飛び込んだ側としては、この3〜4カ月仕事をしてきて、想像通りというか、思った以上に楽しめていると感じています。

ルールがまだまだ整備されていないので、“自走する力”を求められる場所でもあります。自分で物事を管理したり、考えて進めたりすることが必要になるので、そういう環境が好きな方にはとても合うと思います。

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