元CTOが語るユーティルのカルチャーと今後【鈴木さん、本当にありがとうございました!!】
DX領域のNo1プラットフォームを目指し、Webに関する相談カウンター「Web幹事」やシステムに関する相談カウンター「システム幹事」を運営している株式会社ユーティル。現在ユーティルでは、一緒に働くエンジニアを募集しています。
今回は、2021年9月までCTOとしてユーティルの開発に携わっていた鈴木さんにインタビュー。ユーティルでのエピソードや、退職後の今、目指しているところについて話してもらいました。
鈴木 宏之(すずき・ひろゆき)中央大学卒業後、ITベンチャー数社でエンジニアとして従事。2017年9月にユーティル入社し、CTOとしてサイトや社内システム全般を担当。2021年9月末に退社し独立。現在フリーランスとして複数社の開発業務に携わっている。
▶︎CTOが技術以上にこだわるエンジニアとしてのスキル。成長スタートアップでエンジニアをするということ。
▶︎ベンチャーを渡ってきたエンジニアがキャリア形成のために心がけてきたこと
入社の決め手は「人」
──鈴木さんは、どういった経緯でユーティルで働くことになったんですか?
僕が関わることになった当初は、ユーティルは受託でサイト制作やシステム開発を行う企業でした。最初は副業として関わっていたのですが、「開発があまりうまく回っていない」と相談を受けまして、創業CTOをサポートするような立場として入社し、在籍しているエンジニアの方をサポートする形でスタートしました。
──違う会社で働きながらユーティルで副業をしていて、そこから転職した形だったんですね。
そうですね。個人的に「30代前半を目処に同年代の仲間と上場を目標に頑張りたい」という目標を持っていまして。なので、会社を立ち上げたい方たちのお手伝いをちょこちょこしており、ユーティルはそのうちの一社として副業で関わっていました。
──他にもさまざまな企業の手伝いをしていた中で、ユーティルに入社した決め手は何だったんですか?
「人」ですね。当時のユーティルは受託開発がメインだったので、言ってしまえば何もありませんでした。なので、基本的には「この人たちと一緒に頑張りたい」という気持ちで入社しました。
──ユーティルではどのような業務に携わっていたのでしょうか?
技術に絡むところには基本的に全部関わることをベースに、会社のフェーズや体制によって業務内容を変えていたような形です。例えば「Web幹事」をスタートさせる時には、開発業務を全て担当しました。
制作経験がある岩田さんに、Webディレクションは中心になって担ってもらえたので、僕はマーケティング部分からは一歩退き、社内システムの設計などを中心に行っていましたね。
入社後1〜2年してメンバーが増えてきてからは、自分の手だけでは回しきれないところを業務委託の方にもお願いしていました。
ユーティルには「人と仲良くなるのが上手な人」が多い
──ユーティルに入社して自分の中で変わったことはありますか?
ユーティルでさまざまな経験を経て、「何とかなるだろう」という何の根拠もない自信がつきました。あとは、例えば採用面接の場に立って自社について話すなど、開発以外の業務を数多く経験できたことが良かったと感じています。
──働いている中で大変なことはありましたか?
それがないんですよ。これまでのベンチャー企業での経験を振り返ってみると、“やらかしたエピソード”や“修羅場エピソード”が出てくるのですが、ユーティルではそれがありませんでした。きっと岩田さん自身も、会社も真面目で堅実だからなのでしょうね。
──ユーティルで働いていて印象的だったことはありますか?
「人と仲良くなるのが上手な人」が多いことが、自分の中ではカルチャーショックでした。ユーティル入社以前は、個人的に結構ビジネスライクなお付き合いが多かったのですが、人の懐に入り込むのが上手な方が多くて……。そこからいろいろな仕事が発展していく様子を間近で見て「こういう人たちが会社を立ち上げて活躍していくんだろうな」と感じました。
チーム力が高く結束力があることが魅力
──鈴木さんから見たユーティルとは、どのような会社ですか?
カルチャーフィットやビジョン共有をとても大切にしながら採用を行っているので、チーム力が高く結束力がある会社だと感じます。年齢層は30〜40代が多く、めちゃくちゃハードワークをしているわけではなく、大人のベンチャー企業になってきたなという印象です。
──元から“大人のベンチャー企業”という雰囲気だったんですか?
いえ、元々はハードワークな企業でした(笑)。入社した当時は岩田さんも僕も、在籍メンバーの多くが20代後半でしたので、がっつり働いていましたね。ここ1〜2年、メンバーが増えてきた頃から徐々に今のような環境に変わってきたきたように思います。
あとは、とにかく真面目な会社です。岩田さん自身が勤勉でお金の使い方も真面目なので、その雰囲気が会社全体にあると思います。
──ユーティルで働く人の印象はいかがですか?
みんなコミュニケーションが上手なので、仕事をしづらいと感じる方はいなかったように思います。以前、若干急ぎめで採用をした時に失敗した経験があるので、それ以来慎重に採用をしているからか、しっかりとユーティルにフィットする方が集まっていると思いました。
採用向けの社内イベントを行っているので、入社前にコミュニケーションを取れる場がたくさんあるんですよ。なので、入社後のミスマッチはとても少なかったと感じています。
子どもが生まれ、独立への思いが強固に
──ユーティルを退職した理由は何だったのでしょうか?
個人的なことですが、2021年5月に子どもが生まれまして。元々、ゆくゆくは独立したいという思いはあったのですが、自分の環境が変わったことでその思いがさらに強くなったことが大きな理由です。
あとは、入社した理由が「上場を目標に頑張りたい」だったのですが、その重要性が自分の中で薄まってきたことも理由のひとつにありますね。
──今は鈴木さんの中でどのようなことが重要になっているんですか?
重要というか、成長の道筋としてさまざまな選択肢が出てきたような気がするんですよ。上場を通過しない道もあり得るなと思ってきたので、独立という決断をしました。
──今はフリーランスとして働かれているんですか?
はい。さまざまな企業に業務委託として関わっています。
──ちなみに、今後の道筋はどういった形で描かれているんですか?
自分でサービスを立ち上げるというよりは、建築でいうところの自分の設計事務所を持つようなイメージを思い描いています。
ここから2年くらいはフリーランスで働きながら経験値とお金を貯め、子どもがある程度成長したらより大きなことをやっていきたいなと思っています。
──「こういった分野に携わりたい」というのは具体的に考えていますか?
子どもが出来たこともあり、子ども世代にも役に立つようなことに関わりたい気持ちは持っています。
現在、業務委託で関わっている企業も教育事業系で、社会人の学び直しの場を作っている会社なんです。そういった部分を整備していくことも、将来の子どもに役に立つと感じます。直接的ではなくても携わっていきたいなと思っています。
今後の成長に必要なのは、領域出身者の採用とIT投資
──長く在籍し、現在は外からユーティルを見る立場にいる鈴木さんだからこそ感じる、ユーティルが今後成長していく際に必要になることは何でしょうか?
現在ユーティルは、Web幹事が稼ぎ頭としてある程度の売り上げをあげている状態だと思います。そして、今度それを軸に動画などを立ち上げ、DX領域でポジションを取ろうと動いているところですよね。
ユーティルは制作会社出身なので、Web幹事は始めやすかったと思いますが、動画やシステムに関してはまだまだその領域出身者が少ないので、そういった方々に入社していただき、しっかりと業界知識を取り入れたうえでサービスを提供していくことが大切かなと思います。
もちろん、Web幹事と動画幹事、システム幹事は大枠の考え方は同じです。ですが、出身者の方がしっかりと理解して説明してあげないと、問い合わせてくださったお客さまとコミュニケーションを取るうえで薄っぺらくなってしまう可能性が多いにあります。なので、業界出身者を採用することは必要不可欠だと思います。
そして、会社の成長に欠かせないのがIT開発です。現状、成長している会社でIT投資をしていない会社はほとんどないのではないかと思います。
IT投資は重要なミッションであり、ユーティルも「DXの会社」と謳うからにはそこに力を入れていかなければならないと思うので、エンジニアやクリエイター系の方たちにもどしどし入社してもらえるととても良いのではないでしょうか。
──最後に、今後ユーティルに入社する方にメッセージをお願いします。
ユーティルはとにかく真面目で、仕事に対して真摯に取り組んでいる企業です。そして、社会貢献性がある事業を展開しています。そこに共感し、一緒にやっていきたいという方がいれば、ぜひユーティルに入社してもらえたらと思います。
──鈴木さん、今まで本当にありがとうございました!
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