絶妙な塩梅の“アーリーさ”に惹かれた|上場経験のあるコーポレート担当がユーティルを選んだ理由

       
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DX領域のNo1プラットフォームを目指し、Webに関する相談カウンター「Web幹事」やシステムに関する相談カウンター「システム幹事」を運営している株式会社ユーティル。現在ユーティルでは一緒に働くメンバーを募集しています。

今回は、AIスタートアップで経理部長として上場を経験した後、ユーティルに転職した藤原さんにインタビュー。ユーティルを選んだ理由や可能性、求める人材について話してもらいました。

■監査法人から銀行、スタートアップでの上場経験を経てユーティルへ

──早速ですが、自己紹介をお願いします。

2023年8月に入社しました、藤原弘卓(ふじわら・ひろつな)と申します。現在はユーティルの経営管理部で主にコーポレート周りとバックオフィス全般の業務を担当しています。

──ユーティルに入社するまでの経歴を教えてください。

大学を卒業してまずは会計士試験を受験し、監査法人に入って10年ほど会計監査を担当していました。なので、バックグラウンドのベースは最初からずっと会計や監査ですね。

その後、銀行に転職し5年弱、主計として経理やファイナンスの実務を学びました。それから、3社目はスタートアップへ経理部長としてジョインし、上場に向けた体制構築や運営、上場審査や上場後の開示などを含めた一通りの流れを経験しました。経理から徐々に経営企画やコーポレート全般へ守備範囲を広げつつ業務を担い、ユーティルは4社目になります。

──そもそも、会計や監査というキャリアに進まれたのはなぜですか?

我々の世代は“就職氷河期”と言われていた頃で、やはり士業を始めとした“手に職”を見つけたいと思っていたのと、大学が経済学部で、ゼミの先生が公認会計士の試験を担当していたこともあり、自然とそういった道を目指すようになりました。

──監査法人から銀行に移り、より経理の実務を担当された形で?

はい。監査は見る側で、銀行では逆に数字を作る側に移った形です。監査法人がハードワークだったので、ちょうど結婚するタイミングでライフワークバランスを考えて転職を決意しました。先々のことを考えたとき、事業会社の経理実務を学んでおくことで幅が広がるかなと思ったんですよね。

──銀行からスタートアップというのは、またかなり振り切った印象を受けます。

かなり振り切りました。一旦守りに入ったのが銀行でした。子供が生まれ保育園に入り、なんとなく自分の生活の先の見通しが立ってきたタイミングで「もうひと頑張りしたいな」という気持ちが芽生えたので、もう一度チャレンジしてみようとスタートアップへの転職に踏み切りました。

──3社目のスタートアップでは、上場手前から上場までを経験されたんですよね。

はい。N-2期と呼ばれている上場審査前の時期に入社しました。ちょうど証券会社が決まったくらいのタイミングだったかと思います。そこからかなり順調に進み、上場まで漕ぎ着けられました。

■前職よりもアーリーなフェーズの企業で自分の経験を生かしたい

──さまざまな経歴を経てユーティルを選んだ理由は何だったのでしょうか?

個人的に、大企業とスタートアップを比べて、スタートアップの方が面白いなと感じています。というのも、大きな組織であればあるほど、バックオフィスは既に出来上がっていることが多く、歯車のような位置付けになると思うんです。

会社が大きくなるのに合わせて自分で考えながら仕組みを作っていくことに関して、スタートアップの方が面白いなと3社目で経験をして感じていたので、次にチャレンジするときもスタートアップがいいなと考えていました。

これまでの経験、特に前職での自分の経験はなかなかたくさんの人が出来ることではなく、それを生かしていきたいという気持ちがあったので、スタートアップで転職先を探しました。

──数多くあるスタートアップの中でもユーティルへの転職を決断したのはなぜですか?

前職での学びを生かしたいと思ったときに、もう一度同じような会社というよりも、よりアーリーなフェーズの企業を選んだ方が、自分に任される度合いが強くなるかなと考えました。

とはいえ、アーリーすぎても数字の話ではなくなってしまうので、ある程度事業が立ち上がっているところ、ともすると準備が進み始めている絶妙な塩梅の企業がいいなと思っていたんです。

その点、ユーティルは幹事シリーズが大分立ち上がりつつある中で、経営管理を伸ばしている最中だったので、入社して自分がすぐに活躍できる要素があると感じて入社を決めました。

■SMB領域にヒューマンタッチでアプローチする

──藤原さんが感じるユーティルのユニークさはどこですか?

SMB向けだとテックタッチをすぐにイメージしてしまうところですが、ユーティルではDXアドバイザーがいて、お客様のご用件を直にお伺いし、最適な制作会社をお繋ぎするというヒューマンタッチの部分が根幹にあると。それでビジネスモデルが成立しているところが面白いと感じました。

中小企業の方々は幅広く、リテラシーも異なるので、単純にプロダクトを展開しても使える方と使えない方がいると思います。そこに人を介在させてあげてプロダクトの特性を生かすという思想はあまり触れて来なかったので、それはユニークさではないでしょうか。

──今見えているユーティルの課題も教えてください。

まだまだ人数が少なく出来ることが限られているので、どこかにフォーカスせざるを得ないのが現状だと思います。ただ、そこにフォーカスし過ぎた結果、やはり行き届いていない“手をつけるべきところ”があると感じています。

今で言うと、まず紹介するところに注力していますが、もっとしっかりと伴走して最後までマッチングするところはまだまだ行き届いていない印象があります。そこが入社時に感じた課題であり、今取り組もうとしている部分です。

そして、これから会社を大きくしていくにあたり、中小企業のDXを進める上で幹事シリーズだけではなくもっとたくさん出来ることがあると思うので、新しいサービスにもチャレンジしていきたいです。

あとは、入社当時は基本みんな自助努力で何とかやる…という状態だったので、社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいるところです。事業を進めていく上でのリスクになるような芽を積むことが必要だと思うので、そういった面から並行していろいろ取り組みを進めています。

■全く新しい価値観や考え方を持っている人や、圧倒的な突破力やスピード感のある尖った人が必要

──現状、ユーティルはどういうフェーズにいるのでしょう?

幹事シリーズは一定のポジションを取れてきているところなので、0→1フェーズよりは1→10という形で拡大していくフェーズだと思っています。その中で、「今までのモデルのままでいいんだっけ?」という部分はあるので、そこを変えていく形作りも含めてやっていく段階にいると感じます。

──1→10のフェーズというのは、実際にどういったことを?

一度2年前くらいに一気に採用し、そこで人数的な体制は一旦整ったこともあり、ここ1年間は組織づくりにフォーカスしています。その中で、マーケティング費用を投下したりいろいろな施策を立てたりといった検証を経て新しいことに挑戦しようとしているので、新規事業も含めた拡大をしていこうとしているフェーズといえると思います。

──その中で、藤原さんの役割やミッションはどういったものだと考えていますか?

自分の役割はコーポレートが中心になるので、守備的な側面や“金庫番”のような財務管理の側面があると考えています。ただ、今のフェーズにおいては事業が進んでいかないと意味がないので、経営管理としてどういう役割を担えるかが大きいかなと思っています。

最近では、弊社はSFAとしてセールスフォースを使っているのですが、組織や役割が変わっているので、彼らが使いやすいようにレポートを作りまくっています。ほかにも、営業メンバーの目標を作ったり、みんなが毎日見れるダッシュボードを作ったりということも行っています。現在はもっぱらそちら側のウエイトが高いですね。

経営企画は幅広いので、そこまでやっていく人もいれば、どちらかというとレポーティングだけという人もいると思いますが、なるべく現段階では、事業に近いところでやりたいなと考えています。

──ユーティルは今、どんな人を必要としていますか?

幹事シリーズが大きくなってきたこともあり、やはりみんなそこをベースにした考え方になってきてしまうと思うんですよね。ただ、新規事業を進める上では、全く新しい価値観や考え方を持っている人や、圧倒的な突破力やスピード感のある尖った人が必要なのではないかなと感じています。

今のユーティルは、バランス型の人が多いような印象。出来上がってきた事業をブラッシュアップするにはいいかもしれませんが、新しいことをどんどんスピード感を持って進めていく上では、新しい血が必要です。バランス型人材を牽引して推進していける強い人材に入ってきてもらえると、組織として変わってくるのではないかなと思います。

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