CTOが技術以上にこだわるエンジニアとしてのスキル。成長スタートアップでエンジニアをするということ。
こんにちは、ユーティルの採用広報です。
私たち株式会社ユーティルは「課題解決に全力を注ぐ」「徹底的に情報提供を行う」「いち担当者では見えない情報を蓄積する」という3つのバリューをもとに「Web幹事」を運営し、Web制作会社選びに悩む法人のお客様をサポートしています。
以前の記事で、ユーティルのMVVを掲げた話をしたのですが、お問い合わせを下さるお客様も、悩みの根本がはっきりしていない状態です。そのためSalesforceを活用しデータに基づいて分析し、お客様にとってベストな課題解決ができるように尽力しています。
今回のインタビューはCTOの鈴木です。エンジニアとして、どのような仕事をしているか語ってもらいました。新しい挑戦したいと思っているエンジニアにおすすめです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
CTO鈴木のプロフィール
鈴木 宏之さん
中央大学卒業後、ITベンチャー数社でエンジニアとして従事。2017年9月にユーティル入社し、CTOとしてサイトや社内システム全般を担当している。
※詳しくはこちら:ベンチャーを渡ってきたエンジニアがキャリア形成のために心がけてきたこと
合理性とスピード感を大事にするユーティルのエンジニア
ーユーティルのエンジニアがどんな仕事をしているか教えてください。
ユーティルのエンジニアは、大きく分けて2つの業務を担います。それはWeb幹事・動画幹事などのポータルサイト・サテライトサイトの開発・運用と、業務改善を目的としたSalesforceカスタマイズです。
①Web幹事などのポータルサイト・サテライトサイトの開発・運用
フロントエンド・バックエンド両方を担当します。お問い合わせを増やすためや、ユーザーが使いやすいように、サイトの改善を行っています。例えば、サイトデザインの変更から速度改善やデータベース構築まで幅広く行います。
②Salesforceカスタマイズなどの業務改善
ユーティルでは、営業効率を上げるためのSalesforceカスタマイズをしており、この作業がエンジニア業務の中心です。ApexやLWCも利用してカスタマイズしています。
ー営業効率の改善が中心なんですね。では業務効率改善における、エンジニアの役割とはどのようなものですか?
導入すべきシステムの提案、使い方のレクチャー、運用に至るまでを担当します。
業務改善を扱う業務は大手などでもやっていますが、基本は分業化しています。ユーティルはベンチャーなのもありますが、分業化せず導入から運用まで行います。そうすることで、スピーディーな持ったスケジュール感で動けるんです。
ー仕事の流れを教えてください。
仕事の流れは、ミーティングでセールスやマーケティング担当の要望を聞き、カスタマイズの方法を提案します。システムの実装後は、使い方のレクチャーなど保守・運用です。
例えば、セールス担当から「こうして欲しい」という意見が出たら、「Salesforceでこうしたカスタマイズで改善できるよ」と業務メリットを提案しています。そしてロジックを組んで、実装します。
システム導入では、セールスとマーケティング担当を含めた社内全体ミーティングで使い方をレクチャーします。ミーティングでは他にも、Salesforceの改修を共有したり、今後の方針などを相談したりしています。
ー特に意識することはありますか?
業務の効率・合理性を重視します。
課題解決のために、必要なことは何か、データに基づいて判断しています。
例えば、セールス担当が商談するときにCRMの情報から、どんな情報を持ってくると商談しやすくなるか?を実際の商談データを基に調整しています。
それからリソースが有限なので、優先順位を明確にする必要があり、ユーザーに近い課題や、売り上げに直接的に関わる課題からスピーディに解決することを心がけています。
設計だけではなく仕組みづくりも、自ら動いて作っていく
ー今までの仕事で印象深いエピソードを教えてください。
お客様へ紹介先のWeb制作会社とのやりとりを、メールからSalesforceへシステムを移行したプロジェクトは印象深く記憶に残っています。
システム化した背景は、ユーティルの経営方針にあります。ユーティルはセールスを科学する経営方針なので、パートナー会社とのやりとりもデータ活用する必要がありました。
システムの移行は社外を巻き込んだプロジェクトになるので、普段システムに慣れていないパートナーも違和感なく移行できるように、各パートナー会社へ事前説明会を行いました。
この周りも僕自身が行ったのですが、技術だけでなく、自ら企画・提案・実行し事業の成長へ大きく貢献できるのは、ユーティルならではだと感じました。新しい仕組みづくりが好きで、自主的に行動できる方に最適な環境だと思います。
セールスやマーケティングの知識を活かして、貪欲にチャレンジできる
ーユーティルのエンジニアに必要なスキルは何でしょうか?
ユーティルのエンジニアに必要なスキルは3つあります。
1.ビジネス視点を持つ
2.主体的に実行できる
3.スピーディな対応
弊社ではセールス、マーケティング、システムの開発を全て自社で行っています。だから業務改善を効率的に行うために、マーケティングやセールスの基本的な知識を得ておくことが必要です。
また、社内全体のスピード感を重視しているので、自主的に考えてすぐに行動できる力も大切にしています。
ユーティルは決められたタスクをこなすより、自分たちで作っていく場面が多い会社です。だから受け身ではなく、新しいことへ貪欲にチャレンジできる人が向いていると思います。
「誰の何を改善するのか」目的を明確に熱量を持って実行する
ー仕事において大切にしている価値観はありますか?
「誰の何を改善するのか」を明確にしておくことです。
技術だけに固執してしまうと、会社や社内メンバーにとって必要ではないシステムを作ってしまう可能性があるんです。
会社は自分の知的好奇心を追求する場ではないので、結果的に社内の誰にも使われないシステムを作っても意味がないと思っています。だから、システムを作る際はメンバーや会社の抱える課題を見つけ、改善するためにはどうしたらいいかを意識して作っています。
私の場合ですが、依頼してくれた社内メンバーが喜ぶ姿を想像しながら作っています。「誰の何を改善するのか」目的をはっきりさせた方が喜ばれるものができますし、やりがいを感じます。
ーユーティルのエンジニアとして今後の展望や目標を教えてください。
鈴木:今後の展望は大きく2つあります。
まず一つは、業務体制の仕組みづくりです。ユーティルは新しいメンバーを迎え、事業を拡大する時期に入っています。そのため、人員が増えても効率よく仕事をできるよう、業務の改善をする必要があります。
個人的には一緒にアイデアを出しながら、社内メンバーが効率よく働ける仕組みづくりをできる方と仕事をしたいです。
次に、営業活動のデータ活用をより強化していきたいと思っています。
ユーティルでは、大枠としてはデータに基づいて意思決定を行っていますが、細かい部分はまだまだ担当者の直感頼りのようになっている部分が多くあります。
こういった部分を出来る限り無くし、正しく成長するための基盤を強化したいと考えています。
ーこれから一緒に働くメンバーへ期待することはありますか?
自主的に課題を見つけて提案できる人、スピーディに実行できる人と仕事をしたいですね。
個人的には「これは負けない」という分野があると、刺激しあいながら仕事ができて嬉しいです。
また「ゼロから仕組みづくりをしたい!」という気概のある方ともお会いしたいです。「俺が成長させてやるよ」くらいの熱量を持った方と一緒に仕事をしたいと思います。
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