ユーティル開発チームの面白さや目指す先は?CTO×CEOクロストーク

       
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DX領域のNo1プラットフォームを目指し、Webに関する相談カウンター「Web幹事」やシステムに関する相談カウンター「システム幹事」を運営している株式会社ユーティル。現在ユーティルでは一緒に働くエンジニアメンバーを募集しています。

今回は、ユーティルのエンジニアチームについてやCTO・横道がユーティルに入社するまでを、代表の岩田とCTOの横道に話してもらいました。

岩田 真(いわた・しん)

京都大学経済学部卒業。2012年に新卒で株式会社ジャフコに入社。入社から3年間投資部に配属され、数億円単位のベンチャー投資事業に従事。株式会社ホワイトプラス、株式会社リサーチ・アンド・イノベーションの投資、株式会社メディ・ウェブの事業支援などに従事。2015年4月株式会社ユーティル設立。設立より3年間は上場企業からベンチャーに至るまで様々な規模の企業50社以上のWeb制作・システム開発・マーケ支援を手掛ける。

横道 勝信(よこみち・まさのぶ)

2007年に電気機器メーカーに入社後、IT系専門学校にて学び、2014年株式会社ウィルゲートにWebエンジニアとして入社。ウィルゲートで開発部門の部長として働きつつ、2021年7月よりユーティルに技術顧問として関わったのち、現在はユーティルのCTOを務める。

■副業での技術顧問からCTOへ

──早速、自己紹介をお願いします。

横道:横道勝信と言います。ユーティルに入社する前は、8年ほどITベンチャー企業でエンジニアとして勤めていました。主にプロダクトの開発責任者を担っており、組織のスケールとプロダクトのスケールを担当していました。2021年7月からユーティルに副業として参画し、現在1年ほど経つのですが、正式にCTOとして入社することになりました。

──2人の出会いはいつ、どんなタイミングだったんですか?

横道:岩田さんからDMが飛んできました。「CTOが辞めるので助けてください」と。Facebookでしたっけ?

岩田:Facebookですね。よく承認しましたよね。どうして承認したんですか?

横道:スパムのようなアカウントではないとすぐ分かりましたし、変な人でもなさそう。エージェントでもなさそうなので、「一旦許可してみるか」と承認しました。そうしたら、会ってみるととても困っていそうな顔をしていたので……。

──元々知っていたんですか?

横道:いえ、知りませんでした。

岩田:メディアで横道さんを見つけて連絡してみようと思ったんですよね。

──横道さんのどういうところが魅力的に映ったのでしょう?

岩田:「面倒くさいと思った仕事からこなす」って良いなと思って。エンジニアっぽくあり、仕事が出来そうですし。

横道:岩田さんの話を聞いてみると、これまでの経験が生かせそうだと思いました。分かることも多いし、手伝える範囲で手伝おうかなと思い、気軽にOKしました。

──最初に岩田さんと話した時はどのような印象でしたか?

横道:とにかく困っているなと(笑)。CTOが辞めた時、もうひとりエンジニアの採用が決まっていたものの入社前、かつエンジニア歴は2年ほどのメンバーということだったので、「ユーティルの開発組織、結構大変だな」という印象が強かったです。

──最初は副業として関わりはじめたとのことですが、どの時期からCTOという話になったのですか?

横道:最初は技術顧問という形で副業として関わっていたのですが、採用を強化しなければいけなかったので、最初から採用面接に関わっていました。そこからスタートし、岩田さんからいろいろなものが飛んできまして。

それ以降も大きなプロジェクトが走り出すのですが、ユーティルに所属するのが若手のエンジニアのみで彼らだけでは抱えきれなかったので、私がPM業務も担っていました。

──岩田さんはいつから、横道さんをCTOにと考えていたのですか?

岩田:最初の方からです。話してみるとプログラマーっぽくないと思っていたんですよね。開発というよりも、開発組織をどうするかというマネジメント寄りの人だなと。僕はエンジニアのマネジメントは絶対にできないので、「横道さんにまとめてもらえたらいいな」という発想に割と早期に至りました。

──横道さんのどういったところを見て“マネジメント寄り”だと感じたのでしょう?

岩田:「こうしようと思うのですが良いですか?」という提案の頻度と量がとても多かったんですよね。そういった部分から、とても考えてやってくれる方だと思いました。

■CTOにも事業をどうしていくかを考えることが求められている

──ユーティルのCTOの役割とは何だとお考えですか?

横道:現状のユーティルのフェーズはまだスタートアップの段階。技術のこと「だけ」を考えるフェーズではないと考えています。これから事業を大きくする上で、エンジニア部門に関しても「事業理解」が大切ですし、事業をどうしていくかを考えることがCTOに求められているところかなと思っています。

技術の分野を理解しつつ、技術主体ではなく事業について一緒に考える、COOなどと対になって考えるのがCTOが担うべき役割ではないかと。

岩田:事業を進める上で、僕も含めて機能があると思います。僕の役割は方向性を示すことと、それに伴う意思決定という部分。その意思決定されたものに対し、テクノロジーの部分で事業を進めたり、加速させたりするのはCTOの役割だと思っています。

「CxOの中でテクノロジーを担っている人」という認識なので、役割としては一般的な考え方だと思います。

現状ユーティルの組織では、エンジニアが一番少ないんです。ですが、ユーティルとしてはDXというキーワードを狙っており、“テクノロジーの会社”を目指していきたい。そこをCTOが牽引していってほしいというのが、ユーティルのCTOならではの期待している役割と言えます。

──ユーティルのCTOは、エンジニアにとってどのような存在でありたいと思っていますか?

横道:私としては、エンジニアに気持ちよく仕事をしてもらいたいと思っています。なので、雑務や環境作りもCTOの役割ですし、各々のエンジニアにミッションを与えて事業コミットさせるのが、エンジニア向けのCTOの役割だと思っています。

■ユーティルのエンジニアの理想像

──横道さんは、ユーティルをこういった会社にしていきたいという理想像はあるのでしょうか?

横道:完全にマッチしているわけではありませんが、M&Aクラウドさんの開発チームは理想に近いです。開発組織の一人ひとりが強いのですが、M&Aを主体として取り扱っているので、泥臭い印象があるんですよね。しかしテッキーという。

M&Aクラウドの開発チームの方々は全員がイベントで登壇したり、開発を進めるにあたっての考え方を発信したりしているんです。組織イメージは近いのではないかと勝手に参考にさせていただいています。

横道:岩田さんは何かありますか?

岩田:今後、発注データが積み上がっていくので、データを元にしたビジネスも展開していきたいです。その時には確実にディープテックの領域になっていると思います。

うちの事業は性質上「アナログ」に見られがちなんですよね。ただ、裏側はすでに技術に支えられている部分が多い。1st STEPとしては「事業を技術で加速させる」力を極限まで高めること。2nd STEPはデータやプロダクトなど技術そのものが事業になっていく状態にしたいと思っています。

■面白みはチーム作りと自社サービスを最初から作れるところ

──エンジニアとしてユーティルに入社する面白みはどこでしょう?

横道:事業面と組織面の二つあると思っています。組織としては、つい最近開発チームが結成され、各々の「前はこうしていた」を日々議論しながらチーム作りをしている最中です。そこに一緒に入りチームを作っていける面白みはあると思います。

事業面に関しては、社内の人力部分を自動化し、工数をかけない状態で品質を高めていくことを考えていくフェーズなので、今後も技術を元にテック化していくと思います。自社サービスを最初から作っていけるところも面白い部分だと思います。

あとは、人数が少ないので開発チーム内が閉じておらず、社内全体が非常に仲が良いです。なので、楽しく開発を進められるのではないかと思います。

岩田:社内のDX化を考えた時、大きな企業だと対抗勢力があったり、クライアントワークだったらクライアントの意見を取り入れたりとありますが、今のユーティルであれば自分で考えたことをガンガン組織にインストールできるので、やりやすくて面白いと思います。

横道さんの言った通り、白地のキャンパスに絵を描いていくイメージなんですが、それを開発者以外の人間が受け入れる土壌が整っているのは大きいと思います。シンプルに「開発したものが使われる。フィードバックがすぐに来る。」環境にあるのは大きなメリットかなと。

──最後に、どんな方に入社してもらいたいか、メッセージをお願いします。

横道:「楽しく仕事をしたい方」に入社してもらいたいです。現状3人しかメンバーはいませんが、業務委託で手伝ってくれているメンバーもいて、本当に多種多様な人と仕事ができるので、楽しく仕事を進めたいエンジニアの方にはぴったりだと思います。一度一緒に働いてみて決めてもらっても良いのかなと。

岩田:残念ながら、「この技術をやりたい」という特定のこだわりがある方には面白みは提供できないかもしれません。営業やマーケなどの他の人も巻き込み、事業を伸ばすという時に、「自分の開発力を使って事業を伸ばしたいんだ」という方は、ユーティルでの仕事が楽しいなと思えるはず。そういう方に来てくれるとうれしいなと思います。

──ありがとうございました!

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